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6.5. OSD リカバリー

クラスターが起動したとき、または Ceph OSD が予期せず終了して再起動したとき、OSD は書き込み操作を行う前に他の Ceph OSD とのピアリングを開始します。

Ceph OSD がクラッシュしてオンラインに戻ると、通常、配置グループのオブジェクトのより新しいバージョンが含まれる他の Ceph OSD との同期が取れなくなります。このような場合、Ceph OSD はリカバリーモードに入り、データの最新コピーを取得してマップを最新の状態に戻そうとします。Ceph OSD が停止していた時間によっては、OSD のオブジェクトや配置グループが大幅に古くなっている可能性があります。また、障害ドメイン (例: ラックなど) ダウンした場合、複数の Ceph OSD が同時にオンラインに戻る可能性があります。そのため、復旧作業には時間とリソースが必要になります。

運用パフォーマンスを維持するために、Ceph はリカバリー要求数、スレッド数、およびオブジェクトチャンクサイズを制限してリカバリーを実行し、これにより Ceph は劣化した状態でも適切なパフォーマンスを発揮することができます。