3.4.4. 配置グループの自動スケーリングの推奨事項

手順

  1. 以下を使用して、各プール、その相対使用率、および推奨される変更をすべて表示できます。

    $ ceph osd pool autoscale-status

    出力は以下のようになります。

       POOL    SIZE  TARGET SIZE  RATE  RAW CAPACITY   RATIO
       a     12900M                3.0        82431M  0.4695
       c         0                 3.0        82431M  0.0000
       b         0        953.6M   3.0        82431M  0.0347
    
    
       TARGET RATIO  EFFECTIVE RATIO    PG_NUM  NEW PG_NUM  AUTOSCALE
                                            8         128   warn
             0.2000     0.9884              1          64   warn
                                            8               warn

SIZE は、プールに保存されているデータ量です。TARGET SIZE は、管理者が指定したデータ量を指しますが、最終的にこのプールに格納されることが予想されます。システムは、計算には、 2 つの値の大きいほうを使用します。

RATE は、プールが使用する RAW ストレージ容量を決定するプールの乗数です。たとえば、3 つのレプリカプールは 3.0 の比率を持ち、k=4,m=2 イレイジャーコードプールの比率は 1.5 になります。

RAW CAPACITY は、プールのデータを保存する OSD 上の RAW ストレージ容量の合計量です。RATIO は、プールが消費している合計容量の比率です。つまり、ratio = size * rate / raw capacity になります。

TARGET RATIO (存在する場合) は、ターゲット比率が設定された他のプールと相対的にプールが消費することが予想されるストレージの比率です。ターゲットサイズバイトと比率の両方が指定される場合、比率が優先されます。

EFFECTIVE RATIO は、次の 2 つの方法で調整した後の目標比率です。1 (目標サイズが設定されたプールで使用されると予想される容量を差し引く)。2. ターゲット比率が設定されたプール間でターゲット比率を正規化し、残りの領域を結合します。たとえば、target ratio が 1.0 の 4 つのプールの effective ratio は 0.25 になります。システムは、実際の比率が大きい場合と、その計算に効果的な比率を使用します。

PG_NUM は、プールの現在の PG 数、または pg_num の変更が進行中である場合にプールが現在操作している PG 数です。NEW PG_NUM が存在する場合は、推奨される PG 数 (pg_num) です。これは常に 2 の累乗となり、推奨される値は現在の値のみによって 3 倍以上になります。

AUTOSCALE はプール pg_autoscale_mode で、onoff、または warn のいずれかになります。