1.4. 配置グループの再計算

配置グループ (PG) は、利用可能な OSD にまたがるプールデータの分散を定義します。配置グループは、使用する冗長性アルゴリズムに基づいて構築されます。3 方向のレプリケーションでは、冗長性は 3 つの異なる OSD を使用するように設定されます。イレイジャーコーディングされたプールの場合、使用する OSD の数はチャンクの数で定義されます。

注記

詳細は、ナレッジベースの記事 How do I increase placement group (PG) count in a Ceph Cluster を参照してください。

プールを定義する場合、配置グループの数によって、使用可能なすべての OSD にデータが分散される粒度のグレードが定義されます。数値が大きいほど、容量負荷の均等化が向上します。ただし、データを再構築する場合は配置グループの処理も重要であるため、事前に慎重に選択する必要があります。計算をサポートするには、アジャイル環境の生成に利用できるツールを使用できます。

ストレージクラスターの有効期間中、プールが最初に予想される制限を上回る可能性があります。ドライブの数が増えると、再計算が推奨されます。OSD ごとの配置グループの数は約 100 である必要があります。ストレージクラスターに OSD を追加すると、OSD あたりの PG の数は時間の経過とともに減少します。ストレージクラスターで最初に 120 ドライブを使用し、プールの pg_num を 4000 に設定すると、レプリケーション係数が 3 の場合に、OSD ごとに 100 PG に設定されます。時間の経過とともに、OSD の数が 10 倍になると、OSD あたりの PG の数は 10 になります。OSD ごとの PG の数が少ないと、容量が不均一に分散される傾向があるため、プールごとの PG を調整することを検討してください。

配置グループ数の調整は、オンラインで実行できます。再計算は PG 番号の再計算だけでなく、データの再配置が関係し、長いプロセスになります。ただし、データの可用性はいつでも維持されます。

OSD ごとの非常に高い PG は、失敗した OSD 上でのすべての PG を再構築すると同時に起動されるため、回避する必要があります。時間内に再構築を実行するには、多くの IOPS が必要ですが、これは利用できない可能性があります。これにより、I/O キューが深くなり、待ち時間が長くなり、ストレージクラスターが使用できなくなったり、修復時間が長くなったりします。

関連情報

  • 特定のユースケースで値を計算する場合は、PG calculator を参照してください。
  • 詳細は、『Red Hat Ceph Storage 戦略ガイド』「コードプールの消去」の章を参照してください。