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8.4. ロードバランサーの設定
1つのゾーンでは通常、本番の負荷に対応し、高可用性を維持するために、Ceph Object Gatewayの複数のインスタンスを使用します。本番環境のクラスターでは、ロードバランサーを使用して、リクエストをゲートウェイインスタンスに割り当てるのが一般的です。
また、以前のバージョンのCivetwebはHTTPSをサポートしていません。ロードバランサーは、SSLリクエストを受け付け、SSL接続を終了し、HTTPでリクエストをゲートウェイインスタンスに渡すように設定することができます。
Ceph Storageは高可用性の維持を目指しています。このため、Red HatではHAProxyやkeepalivedの使用を推奨しています。詳細は、Ceph Object Gateway の『設定および管理ガイド』の「HAProxy/keepalived の設定」セクションを参照してください。