第8章 ゲートウェイの設定

実稼働環境用に Ceph Object Gateway を準備する最後のステップでは、Civetweb、ファイアウォールポート、DNS およびロードバランサーを設定する必要があります。トピックには以下が含まれます。

8.1. Civetweb の設定

Ceph Object Gateway の「インストール」時に選択した内容に応じて、Ceph 構成ファイルには 「レルムの作成」に関連する手順からの追加の変更を加えた Ceph ObjectGateway の各インスタンスのエントリーがすでに含まれています。

デフォルト設定の最も一般的な設定変更は、Ansible が設定したデフォルトのポート 8080 を別のポート (80 など) に変更することです。「CivetWeb ポートの変更」を参照してください。

Civetweb に特有の追加設定があります。詳細は、「Civetweb 設定オプション」を参照してください。

上書きされる可能性のある追加設定があります。詳細は、「Object Gateway 設定リファレンス」を参照してください。

注記

その他のユースケースのセクションは、サードパーティーのコンポーネントで Ceph Object Gateway を使用するための詳細な設定例を提供します。