2.8. ロギングおよびデバッグ出力の調整
設定手順を完了したら、ログの出力を確認して、ニーズを満たしていることを確認してください。設定に問題が発生した場合には、Ceph 設定ファイルの [global]
セクションでメッセージおよびデバッグメッセージを増やし、ゲートウェイを再起動して設定の問題のトラブルシューティングを行うことができます。以下に例を示します。
[global] #append the following in the global section. debug ms = 1 debug civetweb = 20
RGW デバッグログの場合は、Ceph 設定ファイルの [client.rgw.{instance}]
セクションに以下のパラメーターを追加します。
[client.rgw.rgw1.rgw0] ... debug rgw = 20
実行時に設定を変更することも可能です。以下に例を示します。
# ceph tell osd.0 injectargs --debug_civetweb 10/20
Ceph ログファイルは、デフォルトで /var/log/ceph
に保存されています。
ロギングおよびデバッグに関する一般的な情報は、Red Hat Ceph Storage 設定ガイドの Ceph デバッグおよびログ設定 セクションを参照してください。