5.8.2. 障害回復

2 つ以上の Red Hat Ceph Storage クラスターの間でブロックデータを非同期にレプリケーションすることで、データセンターで大規模な障害が発生した場合にデータの損失を防ぎ、ダウンタイムが削減されます。このような障害の影響は 大規模な爆発半径 とも呼ばれ、広範囲にわたります。また、送配電網への影響や、天然災害などが原因となります。

顧客データはこれらのシナリオに備え、保護する必要があります。ボリュームは、Micre Recovery Pointive (RPO) および Recovery Time Objective (RTO) ターゲット内で、一貫性と効率性を使用してレプリケーションする必要があります。このソリューションは、Dnaly Area Network- Disaster Recovery (WAN-DR) と呼ばれます。

このようなシナリオでは、プライマリーシステムとデータセンターを復元することが困難です。最も簡単に復元する方法として、別の Red Hat Ceph Storage クラスター (障害回復サイト) にアプリケーションをフェイルオーバーして、利用可能な最新のデータのコピーでクラスターを稼働させることなどが挙げられます。このような障害シナリオから回復するのに使用されるソリューションは、アプリケーションによりガイドされます。

  • Recovery Point Objective (RPO): 最悪の場合にアプリケーションが許容するデータ損失量。
  • Recovery Time Objective (RTO): 利用可能なデータの最新コピーで、アプリケーションをオンラインに戻すのにかかる時間。

関連情報

  • 詳細は、『Red Hat Ceph Storage ブロックデバイスガイド』の「Ceph ブロックデバイスのミラーリング」セクションを参照してください。
  • 暗号化された状態のデータ転送の詳細は、『Red Hat Ceph Storage データのセキュリティーおよび強化ガイド』の「転送中での暗号化」セクションを参照してください。