5.7.13. ブロックデバイスレプリケーションの遅延

一方向のレプリケーションを使用するかどうかにかかわらず、RADOS Block Device(RBD)ミラーリングイメージ間でレプリケーションを遅延させることができます。プライマリーイメージへの不要な変更を元に戻す必要がある場合は、遅延したレプリケーションを実装することができます。

遅延レプリケーションを実装するには、宛先ストレージクラスター内の rbd-mirror デーモンで rbd_mirroring_replay_delay = MINIMUM_DELAY_IN_SECONDS 設定オプションを設定する必要があります。この設定は、rbd-mirror デーモンが使用する ceph.conf ファイル内または個別のイメージベースでグローバルに適用することができます。

前提条件

  • Red Hat Ceph Storage クラスターが実行中である。
  • ノードへのルートレベルのアクセス。

Procedure

  1. プライマリーイメージで、特定のイメージの遅延レプリケーションを使用するには、以下の rbd CLI コマンドを実行します。

    構文

    rbd image-meta set POOL_NAME/IMAGE_NAME conf_rbd_mirroring_replay_delay MINIMUM_DELAY_IN_SECONDS

    [root@rbd-client ~]# rbd image-meta set vms/vm-1 conf_rbd_mirroring_replay_delay 600

    この例では、vms プールのイメージ vm-1 に最小 10 分のレプリケーション遅延を設定します。