7.5.2. Red Hat Virtualization の iSCSI イニシエーターの設定

前提条件

  • Red Hat Virtualization 4.1
  • すべての Red Hat Virtualization ノードで設定済みの MPIO デバイス
  • iscsi-initiator-utils-6.2.0.873-35 パッケージまたはそれ以降
  • device-mapper-multipath-0.4.9-99 パッケージまたはそれ以降

Procedure

  1. マルチパス I/O を設定します。

    1. デフォルトの /etc/multipath.conf ファイルを作成し、multipathd サービスを有効にします。

      [root@rhv ~]# mpathconf --enable --with_multipathd y
    2. 以下のように /etc/multipath.conf ファイルを更新します。

      devices {
              device {
                      vendor                 "LIO-ORG"
                      product                "TCMU device"
                      hardware_handler       "1 alua"
                      path_grouping_policy   "failover"
                      path_selector          "queue-length 0"
                      failback               60
                      path_checker           tur
                      prio                   alua
                      prio_args              exclusive_pref_bit
                      fast_io_fail_tmo       25
                      no_path_retry          queue
              }
      }
    3. multipathd サービスを再起動します。

      [root@rhv ~]# systemctl reload multipathd
  2. ストレージリソース タブをクリックして、既存のストレージドメインを一覧表示します。
  3. 新規ドメイン ボタンをクリックして、新規ドメイン ウィンドウを開きます。
  4. 新規ストレージドメインの 名前 を入力します。
  5. データセンター ドロップダウンメニューを使用して、データセンターを選択します。
  6. ドロップダウンメニューを使用して Domain Function および Storage Type を選択します。選択したドメイン機能と互換性のないストレージドメインタイプは選択できません。
  7. 「ホストの使用」 フィールドでアクティブなホストを選択します。データセンターの最初のデータドメインではない場合は、そのデータセンターの SPM ホストを選択する必要があります。
  8. 新規ドメイン ウィンドウで、ストレージタイプに iSCSI を選択すると、未使用の LUN が割り当てられた既知のターゲットが自動的に表示されます。ストレージを追加するターゲットが一覧にない場合は、ターゲットの検出を使用して検索できます。検索しない場合は次のステップに進んでください。

    1. ターゲットを検出 をクリックし、ターゲットの検出オプションを有効にします。ターゲットが検出され、ログインすると、新規ドメイン ウィンドウに、その環境によって未使用の LUN が割り当てられたターゲットが自動的に表示されます。環境の外部 LUN も表示されることに注意してください。ターゲットを検出 のオプションを使用して、多数のターゲットに LUN を追加したり、同じ LUN に複数のパスを追加したりすることができます。
    2. アドレス フィールドに iSCSI ホストの完全修飾ドメイン名または IP アドレスを入力します
    3. ポート フィールドにターゲットを参照する際にホストに接続するポートを入力しますデフォルトは3260 です。
    4. ストレージのセキュリティー保護にチャレンジハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)が使用されている場合は、ユーザー認証 のチェックボックスを選択しますCHAP のユーザー名CHAP のパスワード を入力します。
    5. 検出 ボタンをクリックします。
    6. 検出結果から使用するターゲットを選択し、Login ボタンをクリックします。または、Login All をクリックして、検出されたターゲットすべてにログインします。

      重要

      複数のパスアクセスが必要な場合は、すべての必要なパスを通してターゲットを検出してログインするようにしてください。ストレージドメインを変更してパスをさらに追加する方法は、現在サポートされていません。

  9. 対象のターゲットの横にある + ボタンをクリックします。これにより、エントリーが展開され、ターゲットにアタッチされている未使用の LUN がすべて表示されます。
  10. ストレージドメインの作成に使用する各 LUN のチェックボックスを選択します。
  11. オプションで、詳細パラメーターを設定することが可能です。

    1. 詳細パラメーター をクリックします
    2. 容量不足の警告 のフィールドに、パーセンテージ値を入力します。ストレージドメインの空き容量がこのパーセンテージを下回ると、ユーザーに警告メッセージが表示されてログに記録されます。
    3. アクションをブロックする深刻な容量不足 のフィールドに GB 単位で値を入力します。ストレージドメインの空き容量がこの値を下回ると、ユーザーにエラーメッセージが表示され、ログに記録されます。容量を消費する新規アクションは、一時的であってもすべてブロックされます。
    4. 削除後にワイプするオプションを有効にするには、削除後にワイプ のチェックボックスを選択しますこのオプションは、ドメインの作成後に編集できますが、このコマンドを実行すると、すでに存在するディスクの消去プロパティーは変更されません
    5. 削除後に破棄 のチェックボックスを選択して、削除後に破棄のオプションを有効にします。このオプションは、ドメインの作成後に編集できます。このオプションは、ブロックストレージドメインでのみ利用できます。
  12. OK をクリックしてストレージドメインを作成し、ウィンドウを閉じます。