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3.2.7. OSD の使用状況の統計について
ceph osd df
コマンドを使用して、OSD 使用率の統計を表示します。
[root@mon]# ceph osd df ID CLASS WEIGHT REWEIGHT SIZE USE DATA OMAP META AVAIL %USE VAR PGS 3 hdd 0.90959 1.00000 931GiB 70.1GiB 69.1GiB 0B 1GiB 861GiB 7.53 2.93 66 4 hdd 0.90959 1.00000 931GiB 1.30GiB 308MiB 0B 1GiB 930GiB 0.14 0.05 59 0 hdd 0.90959 1.00000 931GiB 18.1GiB 17.1GiB 0B 1GiB 913GiB 1.94 0.76 57 MIN/MAX VAR: 0.02/2.98 STDDEV: 2.91
- ID: OSD の名前。
- CLASS: OSD が使用するデバイスのタイプ。
- WEIGHT: CRUSH マップの OSD の重み。
- REWEIGHT: デフォルトの再重み値です。
- SIZE: OSD の全体的なストレージ容量
- USE: OSD の容量
- DATA: ユーザーデータが使用する OSD 容量
-
OMAP: オブジェクトマップ (
omap
) データを保存するために使用されているbluefs
ストレージの推定値 (rocksdb
に保存されたキー/値のペア)。 -
META: 内部メタデータに割り当てられた
bluefs
の領域、またはbluestore_bluefs_min
パラメーターで設定された値のうちいずれか大きい方の値で、bluefs
に割り当てられた領域の合計から推定omap
データサイズを差し引いた値として計算されます。 - AVAIL: OSD で利用可能な空き容量
- %USE: OSD で使用されるストレージの表記率
- VAR: 平均の使用率を上回るまたは下回る変動。
- PGS: OSD 内の配置グループ数
- MIN/MAX VAR: すべての OSD における変更の最小値および最大値。
関連情報
- 詳細h、「Ceph のデータ使用量の計算方法」を参照してください。
- 詳細は、「OSD の使用状況の統計について」を参照してください。
- 詳細は、『Red Hat Ceph Storage ストレージ戦略ガイド』の「CRUSH の重み」を参照してください。