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9.8.2. FileStore から BlueStore への移行

BlueStore は従来の FileStore と比較すると、パフォーマンスと堅牢性が向上しています。1 つの Red Hat Ceph Storage クラスターには、FileStore デバイスと BlueStore デバイスの両方の組み合わせを含めることができます。

個々の OSD を変換することは、その場ではできませんし、単独でもできません。変換プロセスは、ストレージクラスターの通常のレプリケーションおよびヒーリングプロセス、または古い (FileStore) デバイスから新しい (BlueStore) デバイスに OSD コンテンツをコピーするツールや戦略のいずれかに依存します。FileStore から BlueStore に移行する方法は 2 つあります。

最初の操作

1 つ目は、各デバイスを順番に「out」とマークし、ストレージクラスター全体でデータの複製を待って、OSD を再プロビジョニングしてから再度「in」のマークに戻すことです。以下は、この方法のメリットとデメリットです。

利点
  • 簡単です。
  • デバイスごとに実行できます。
  • 予備のデバイスやノードは必要ありません。
デメリット
  • ネットワーク上のデータのコピーは 2 回行われます。

    注記

    1 つのコピーをストレージクラスター内の他の OSD にコピーすることで、希望する数のレプリカを維持し、さらにもう 1 つのコピーを再プロビジョニングされた BlueStore OSD に戻すことができます。

2 つ目の方法

2 つ目は、ノード全体を置き換えます。データがない空のノードが必要です。

これを実行するには 2 つの方法を使用できます。*ストレージクラスターの一部ではない新規の空のノードから開始します。* ストレージクラスターの既存ノードからデータをオフロードする

利点
  • データは一度だけネットワーク上でコピーされます。
  • ノードの OSD 全体を一度に変換します。
  • 一度に複数のノードを並行して変換できます。
  • 各ノードでは、予備のデバイスは必要ありません。
デメリット
  • スペアノードが必要です。
  • ノード全体の OSD は、データを一度に移行します。これは、クラスター全体のパフォーマンスに影響を与える可能性が高くなります。
  • 移行されたデータはすべて、ネットワーク上で 1 つの完全ホップを行います。