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3.3.14. プールのリカバリーまたはバックフィル操作の優先度の強制
プールのすべての配置グループに優先度の高いリカバリーまたはバックフィルが必要な場合は、force-recovery
または force-backfill
オプションを使用して操作を開始します。
前提条件
- 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
- ノードへのルートレベルのアクセス。
手順
指定されたプールのすべての配置グループで優先度の高いリカバリーまたはバックフィルを強制するには、以下を実行します。
構文
ceph osd pool force-recovery POOL_NAME ceph osd pool force-backfill POOL_NAME
例
[root@node]# ceph osd pool force-recovery pool1 [root@node]# ceph osd pool force-backfill pool1
注記force-recovery
およびforce-backfill
コマンドの使用には注意が必要です。これらの操作の優先度を変更すると、Ceph の内部優先度計算の順序付けが乱れる可能性があります。