Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat Ceph Storage
3.8. 用途
Ceph Object Gateway は、各ユーザーの使用状況をログに記録します。ユーザーの使用状況を日付の範囲内でも追跡できます。
オプションには以下が含まれます。
-
開始日:
--start-date
オプションを使用すると、特定の開始日から使用統計をフィルターリングできます (形式:yyyy-mm-dd[HH:MM:SS]
)。 -
終了日:
--end-date
オプションを使用すると、特定の日付までの使用をフィルターリングできます (形式:yyyy-mm-dd[HH:MM:SS]
)。 -
ログエントリー:
--show-log-entries
オプションを使用すると、ログエントリーを使用統計に含めるかどうかを指定できます (オプション:true
|false
)。
注記
分と秒で時間を指定できますが、1 時間分解能で保存されます。
3.8.1. 使用方法の表示
使用状況の統計を表示するには、usage show
を指定します。特定のユーザーの使用状況を表示するには、ユーザー ID を指定する必要があります。開始日、終了日、およびログエントリーを表示するかどうかを指定することもできます。
# radosgw-admin usage show \ --uid=johndoe --start-date=2012-03-01 \ --end-date=2012-04-01
ユーザー ID を省略することで、すべてのユーザーの使用状況情報の概要も表示できます。
# radosgw-admin usage show --show-log-entries=false