Red Hat Training
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7.6.6. データ配置の概要
クライアント要求を処理する際に、Ceph Object Gateway はデフォルトのストレージポリシーとして新たな throughput-optimized
ターゲットを使用します。以下の手順を使用して、マルチサイト構成で異なるゾーンおよびゾーングループに同じターゲットを確立し、必要に応じてプールのゾーン名を置き換えます。
以下の手順を使用して、追加のストレージポリシーを確立します。各ターゲットおよび配置プールのセットの命名は任意です。これには、fast
、streaming
、cold-storage
、またはその他の適切な名前を使用できます。ただし、各セットには、ゾーングループの placement_targets
の下に対応するエントリーが必要であり、ターゲットの 1 つは default_placement
設定で参照される 必要があります。また、ゾーンには、ポリシーごとに構成された対応するプールのセットが必要です。
クライアント要求が X-Storage-Policy
と別のターゲットを指定しない限り、クライアントリクエストは常にデフォルトのターゲットを使用します。オブジェクトゲートウェイクライアントの使用例については、「コンテナーの 作成」を 参照してください。