13.6. Thorntail のセキュアなサンプルアプリケーション

重要

以下の例は、実稼働環境での実行を目的としていません。

制限: このサンプルアプリケーションを Minishift または CDK で実行します。手動ワークフローを使用して、このサンプルを OpenShift Online Pro および OpenShift Container Platform にデプロイすることもできます。この例は、現在 OpenShift Online Starter では使用できません。

上達度レベルの例: Advanced

Secured サンプルアプリケーションは、Red Hat SSO を使用して REST エンドポイントを保護します。この例では、REST API Level 0 の例に展開されます。

Red Hat SSO

  • OAuth 2.0 仕様のエクステンションである Open ID Connect プロトコルを実装します。
  • アクセストークンを発行し、セキュアなリソースに対するさまざまなアクセス権限をクライアントに提供します。

SSO でアプリケーションをセキュアにすると、セキュリティー設定を一元化しつつ、アプリケーションにセキュリティーを追加することができます。

重要

この例にはデモ目的で Red Hat SSO が事前設定されており、その原則、使用方法、または設定を説明しません。この例を使用する前に、Red Hat SSO に関する基本的な概念を理解していることを確認してください。

13.6.1. Secured プロジェクト構造

SSO のサンプルには以下が含まれます。

  • 保護しようとしているグリーティングサービスのソース
  • SSO サーバーをデプロイするテンプレートファイル (service.sso.yaml)
  • サービスのセキュリティーを保護する Keycloak アダプターの設定