第7章 Thorntail アプリケーションのログへのアクセス

7.1. ロギングの有効化

それぞれの Thorntail 分はロギング分に依存します。つまり、アプリケーションで Thorntail 分を使用する場合に、ロギングは INFO レベル以降で自動的に有効になります。ロギングを明示的に有効にする場合は、アプリケーションの POM ファイルにロギングの一部を追加します。

前提条件

  • Maven ベースのアプリケーション

手順

  1. アプリケーションの pom.xml ファイルで < dependencies > セクションを見つけます。以下のコーディネートが含まれることを確認します。そうでない場合は、追加します。

    <dependency>
      <groupId>io.thorntail</groupId>
      <artifactId>logging</artifactId>
    </dependency>
  2. INFO 以外のレベルのメッセージをログに記録するには、thorntail.logging システムプロパティーを指定してアプリケーションを起動します。

    $ mvn thorntail:run -Dthorntail.logging=FINE

    利用可能なレベルのリストは、org.wildfly.swarm.config.logging.Level クラスを参照してください。