第2章 設定クイックスタートプロジェクトの作成

config-quickstart プロジェクトでは、Apache Maven および Quarkus Maven プラグインを使用して、簡単な Quarkus アプリケーションを使い始めることができます。以下の手順では、Quarkus Maven プロジェクトの作成方法を説明します。

手順

  1. Maven が JDK 11 を使用し、Maven のバージョンが 3.8.1 以降であることを確認します。

    mvn --version

    このコマンドで JDK 11 が返されない場合は、お使いのシステムで JDK 11 がインストールされているディレクトリーが PATH 環境変数に含まれていることを確認します。

    export PATH=$PATH:/path/to/jdk-11
  2. プロジェクトを生成するには、以下のコマンドを入力します。

    mvn io.quarkus:quarkus-maven-plugin:1.11.7.Final-redhat-00009:create \
        -DprojectGroupId=org.acme \
        -DprojectArtifactId=config-quickstart \
        -DplatformGroupId=com.redhat.quarkus \
        -DplatformVersion=1.11.7.Final-redhat-00009 \
        -DclassName="org.acme.config.GreetingResource" \
        -Dpath="/greeting"
    cd config-quickstart

    このコマンドは、config-quickstart ディレクトリーに以下の項目を作成します。

    • Maven プロジェクトディレクトリー構造
    • Anorg.acme.config.GreetingResource リソース
    • アプリケーションの起動後に http://localhost:8080 でアクセス可能なランディングページ
    • ネイティブモードおよび JVM モードでアプリケーションをテストするための関連するユニットテスト
    • src/main/docker ディレクトリーの Dockerfile.jvmDockerfile.native、および Dockerfile.fast-jar ファイルの例
    • アプリケーションの設定ファイル

      注記

      このチュートリアルで使用する Quarkus Maven プロジェクトを Quarkus quickstart archive からダウンロードしたり、Quarkus Quickstarts Git リポジトリーをクローンしたりすることもできます。この演習は config-quickstart ディレクトリーにあります。