第3章 リアクティブデータソースの設定

リアクティブデータソースドライバーを使用して、アプリケーションをリレーショナルデータベースに接続できます。

3.1. リアクティブデータソース接続 URL の設定

データソースの設定を完了するには、リアクティブデータソースの接続 URL を設定する必要があります。

前提条件

  • Quarkus Maven プロジェクトが存在する。
  • リアクティブデータソースドライバーをアプリケーションに追加している。

手順

  1. Quarkus プロジェクトディレクトリーに移動します。
  2. src/main/resources/application.properties ファイルで、リアクティブデータソースの接続 URL に一致するように quarkus.datasource.reactive.url プロパティーの値を設定します。

    quarkus.datasource.reactive.url=<datasource_URL>

    たとえば、PostgreSQL データソースのリアクティブデータソース接続 URL を設定するには、以下を実行します。

    quarkus.datasource.reactive.url=postgresql:///your_database
  3. オプションで、データソースの接続プールで接続の最大数を設定し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。

    quarkus.datasource.reactive.max-size=20

    たとえば、リアクティブデータソースドライバーを持つ postgresql データソースを追加するには、以下のコマンドを実行します。

    quarkus.datasource.db-kind=postgresql
    quarkus.datasource.username=<your_username>
    quarkus.datasource.password=<your_password>
    
    quarkus.datasource.reactive.url=postgresql://localhost:5432/quarkus_test_database
    quarkus.datasource.reactive.max-size=20