8.6. EventBus JavaScript クライアントの変更点

Eclipse Vert.x 4 では、EventBus JavaScript クライアントモジュールが新しい場所で利用できます。新しい場所からモジュールを使用するようにビルドシステムを更新する必要があります。

Eclipse Vert.x 3.x では、イベントバス JavaScript クライアントはさまざまな場所で利用できました。以下に例を示します。

Eclipse Vert.x 4 では、JavaScript クライアントは npm でのみ利用できます。EventBus JavaScript クライアントモジュールは、以下の場所からアクセスできます。

  • CDN
  • npm パッケージ

    ビルドスクリプトで以下のコードを使用してモジュールにアクセスします。

    • JSON スクリプト

      {
        "devDependencies": {
          "@vertx/eventbus-bridge-client.js": "1.0.0-1"
        }
      }
    • XML スクリプト

      <dependency>
          <groupId>org.webjars.npm</groupId>
          <artifactId>vertx__eventbus-bridge-client.js</artifactId>
          <version>1.0.0-1</version>
      </dependency>

8.6.1. JavaScript クライアントのバージョン管理

Eclipse Vert.x 4 より前は、すべての Eclipse Vert.x リリースに JavaScript クライアントの新しいリリースが含まれていました。

ただし、Eclipse Vert.x 4 以降では、クライアントに変更がある場合に限り、新しいバージョンの JavaScript クライアントを npm で利用できます。バージョンの変更がない限り、すべての Eclipse Vert.x リリースでクライアントアプリケーションを更新する必要はありません。