第3章 オーダープロセスを使用した ITSM 統合での順次アクションの定義

オーダープロセスは、ユーザーがオーダーした製品を ITSM システムと統合するための主要な Automation Services Catalog 機能です。オーダープロセスは、ITSM システムでアクションを実行するジョブテンプレートを実行することを目的とする Automation Services Catalog の製品で設定されています。これらのプロセスは、Before order および After order アクションで設定されています。オーダープロセスは、ユーザーがオーダーする製品の前後に実行されるように設計された製品として定義し、これにより、情報がオーダーシーケンス全体に渡されるようにします。

シーケンスの例

  • before order - ITSM システムでチケットを作成する製品。
  • Product order - Web サーバー。
  • after order - ITSM システムでチケットを完了する製品。

製品またはポートフォリオレベルのいずれかに適用するオーダープロセスを作成することにより、シーケンスと実行される製品を定義します。

このワークフローの例では、オーダープロセスを作成し、before orderproduct order、および after order に割り当てる必要があります。

3.1. オーダープロセスの作成

カタログ管理者は、製品が順序付けされる前後に Ansible Tower Playbook を実行できるオーダープロセスを作成します。

前提条件

  • Ansible Tower Playbook でオーダープロセスを作成するには、Ansible Tower クラスターをソースとして追加する必要があります。

手順

  1. メインナビゲーションから Order Processes を選択します。
  2. 作成 をクリックします。
  3. オーダープロセス名と説明を指定します。
  4. ドロップダウンメニューから、オーダープロビジョニング前後に発生するアクションを選択します。

    注記

    ドロップダウンメニューには、Ansible Tower ソースからプルした Playbook が表示されます。各オーダープロセスでサポートされるのは、1 つの Before および After アクションのみです。

  5. 新しい Order Process の詳細を確認してから Create をクリックします。