2.6. 任意のビルドコマンド引数

-t フラグは、自動化実行環境イメージに特定の名前でタグ付けします。たとえば、以下のコマンドは my_first_ee_image という名前のイメージを構築します。

$ ansible-builder build -t my_first_ee_image
注記

build-t を使用しない場合は、ansible-execution-env` というイメージが作成され、ローカルのコンテナーレジストリーに読み込まれます。

複数の定義ファイルがある場合は、-f フラグで、使用する定義ファイルを指定できます。

$ ansible-builder build -f another-definition-file.yml -t another_ee_image

上記の例 では、Ansible Builder が、デフォルトの execution-environment.yml の代わりに another-definition-file.yml ファイルで提供される仕様を使用して、another_ee_image という名前の自動実行環境イメージを構築します。

build コマンドで使用できるその他の仕様とフラグについては、ansible-builder build --help と入力して、追加オプションのリストを表示してください。