2.7. Containerfile

定義ファイルが作成されると、Ansible Builder はこのファイルを読み取り、検証し、Containerfile を作成し、最後に Containerfile を Podman に渡してパッケージ化し、以下の手順を使用して自動化実行環境イメージを作成します。

  1. ベースイメージを取得します。
  2. ベースイメージの一時コピーでは、コレクションがダウンロードされ、宣言された Python およびシステム依存関係の一覧 (存在する場合) が後に収集されます。
  3. エフェメラルビルダーイメージでは、定義ファイルに記載されているすべての Python 依存関係の Python ホイールがダウンロードされ、(必要に応じて) ビルドされます。これには、定義ファイルに記載されているコレクションによって宣言されたすべての Python 依存関係が含まれます。
  4. 定義ファイルの additional_build_steps に対して prepend が実行します。
  5. 最終的な自動化実行環境イメージでは、定義ファイルに記載されているシステム依存関係がインストールされ、定義ファイルに記載されているコレクションが宣言したすべてのシステム依存関係が含まれます。
  6. 最終的な自動化実行環境イメージでは、ダウンロードしたコレクションがコピーされ、以前にフェッチされた Python 依存関係がインストールされます。
  7. 定義ファイルの additional_build_steps に対して append が実行します。