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第2章 自動化実行環境へのアップグレード

古いバージョンの自動化コントローラーから 4.0 以降にアップグレードすると、コントローラーは、組織、インベントリー、およびジョブテンプレートに関連付けられた以前のバージョンの仮想環境を検出して、新しい自動化実行環境モデルに移行する必要があることを通知します。自動化コントローラーを新たにインストールすると、インストール時に virtualenv が 2 つ作成されます。1 つ目はコントローラー自体を実行し、もう 1 つは Ansible の実行に使用されます。従来の仮想環境と同様に、自動化実行環境では、コントローラーを安定した環境で実行できますが、Playbook を実行するために必要に応じて、自動化実行環境にモジュールを追加または更新できます。

従来の venvs を自動化実行環境に移行

自動化実行環境に移行することで、以前のカスタム仮想環境と同一のセットアップを自動化実行環境で行うことができます。本セクションの awx-manage コマンドを使用して、以下を実行します。

  • 現在のすべてのカスタムの仮想環境とそのパスを一覧表示する (list_custom_venvs)
  • 特定のカスタムの仮想環境に依存するリソースの表示する (custom_venv_associations)
  • 特定のカスタム仮想環境を、自動化実行環境への移行に使用できる形式にエクスポートする (export_custom_venv)。

以下のワークフローでは、awx-manage コマンドを使用して、古い venvs から自動化実行環境に移行する方法を説明します。

2.1. 仮想環境を自動化実行環境に移行

Red Hat Ansible Automation Platform 2.0 および自動化コントローラー 4.0 にアップグレードしたら、移行プロセスの追加手順について、以下のセクションを使用します。

2.1.1. カスタムの仮想環境の構築

awx-manage コマンドを使用して、自動化コントローラーインスタンスの仮想環境を一覧表示できます。

手順

  1. 自動コントローラーインスタンスに SSH 接続して実行します。

    $ awx-manage list_custom_venvs

検出された仮想環境の一覧が表示されます。

# Discovered virtual environments:
/var/lib/awx/venv/testing
/var/lib/venv/new_env

To export the contents of a virtual environment, re-run while supplying the path as an argument:
awx-manage export_custom_venv /path/to/venv

2.1.2. カスタムの仮想環境に関連付けられたオブジェクトの表示

awx-manage コマンドを使用して、カスタムの仮想環境に関連付けられた組織、ジョブ、インベントリーソースを表示します。

手順

  1. 自動コントローラーインスタンスに SSH 接続して実行します。

    $ awx-manage custom_venv_associations /path/to/venv

関連付けられたオブジェクトの一覧が表示されます。

inventory_sources:
- id: 15
  name: celery
job_templates:
- id: 9
  name: Demo Job Template @ 2:40:47 PM
- id: 13
  name: elephant
organizations
- id: 3
  name: alternating_bongo_meow
- id: 1
  name: Default
projects: []

2.1.3. エクスポートするカスタムの仮想環境の選択

awx-manage export_custom_venv コマンドを使用して、エクスポートするカスタムの仮想環境を選択します。

手順

  1. 自動コントローラーインスタンスに SSH 接続して実行します。

    $ awx-manage export_custom_venv /path/to/venv

このコマンドにより、指定した仮想環境に含まれる pip freeze が表示されます。この情報は、Ansible Builder の requirements.txt ファイルにコピーして、新しい自動化実行環境イメージを作成するのに使用できます。

numpy==1.20.2
pandas==1.2.4
python-dateutil==2.8.1
pytz==2021.1
six==1.16.0

To list all available custom virtual environments run:
awx-manage list_custom_venvs
注記

'awx-manage list_custom_venvs' を実行して出力を減らしたときに -q フラグを渡します。