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2.4. 定義ファイルの内容の内訳
自動化実行環境のコンテナーイメージに含まれるコンテンツを指定するため、Ansible Builder で自動化実行環境を構築するには、定義ファイルが必要です。
次のセクションでは、定義ファイルのさまざまな部分について説明します。
2.4.1. ビルド引数およびベースイメージ
定義ファイルの build_arg_defaults
セクションは、キーが Ansible Builder への引数のデフォルト値を指定できるディクショナリーです。build_arg_defaults
で使用できる値の一覧は、以下の表を参照してください。
値 | 説明 |
---|---|
|
|
| 自動化実行環境の親イメージを指定し、既存のイメージに基づいて新しいイメージを構築できるようにします。 |
| コンパイルタイプのタスクに使用されるイメージを指定します。 |
build_arg_defaults
で指定される値は Containerfile
にハードコーディングされるため、podman build
を手動で呼び出すとこれらの値が維持されます。
注記
CLI --build-arg
フラグで同じ変数が指定されている場合は、CLI 値の優先順位が高くなります。