Private Automation Hub のライフサイクル
Automation Hub のメンテナンスおよび更新ステートメント
概要
多様性を受け入れるオープンソースの強化
Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。
第1章 概要
Red Hat Ansible Automation Platform サブスクリプションの一環として、お客様はサポート対象の Automation Hub にアクセスできます。Red Hat は、お客様およびパートナー各社が Ansible Automation Platform で使用する Private Automation Hub の計画、デプロイ、サポートおよびメンテナンスを適切に行えるように、Automatic Hub の製品ライフサイクルを公開しています。このライフサイクルは、Automation Hub 4.2 以降の各バージョンで規定された期間に対応しています。Automation Hub の各バージョンのライフサイクルは複数の運用フェーズに分かれ、各フェーズは、最初のリリース日から一定期間にわたってさまざまなメンテナンスレベルでサポートします。Automation Hub の複数バージョンが常にサポートされますが、このライフサイクルは Automation Hub の特定のバージョン (4.2、4.3 など) にそれぞれ適用されることに留意してください。
お客様には、Automation Hub の環境を同製品のサポートされている最新バージョンに速やかにアップグレードすることをお勧めします。バグ修正と機能拡張は、製品の最新バージョンのみを対象としていますが、セキュリティーリスクの高い項目も対象となる場合があります。
用語集
- Maintenance: セキュリティーおよびアプリケーションのバグ修正
- Updates: アプリケーションの機能強化
- Private Automation Hub: お客様がインストールできる Automation Hub (Subscription Manager を介して提供)
第2章 ライフサイクルの日付
Red Hat Automation Hub リリース | 一般提供 (GA) | フルサポートの終了日 | メンテナンスサポート 1 の終了日 | ライフサイクル終了日 |
---|---|---|---|---|
4.4 | 2021 年 12 月 2 日 | 2022 年 6 月 2 日 | 2022 年 12 月 2 日 | 2023 年 6 月 2 日 |
4.2 | 2020 年 11 月 18 日 | 2021 年 5 月 17 日 | 2021 年 11 月 18 日 | 2022 年 11 月 18 日 |
第3章 対象範囲
サポートは Red Hat Enterprise Agreement の Appendix 1 で公開されている対象範囲に従って提供されます。Red Hat のエンタープライズ製品が備える高い安定性を維持しつつ、新たなテクノロジーの迅速な採用を促進するため、Red Hat Automation Hub の製品ライフサイクルは、以下に説明されているように 3 つのメンテナンスフェーズに分けられます。
第4章 運用フェーズ
フルサポートフェーズ
フルサポートフェーズでは、Red Hat は以下を提供します。
- 評価済みの影響度が重大および重要のセキュリティー修正
- 優先度が緊急および高のバグ修正
- 一部の機能拡張したソフトウェア機能
これはサブマイナーリリースの形で提供されます。Automation Hub のリリースは、最初のリリースから 6 カ月間、フル サポートフェーズでサポートされます。
メンテナンスサポート 1 フェーズ
メンテナンスサポート 1 フェーズでは、Red Hat は以下を提供します。
- 評価済みの影響度が重大のセキュリティー修正
- 優先度が緊急のバグ修正
この修正はサブマイナーリリースの形で提供されます。
Automation Hub のリリースは、フルサポートフェーズの終了から 6 カ月間、メンテナンスサポート 1 フェーズでサポートされます。
メンテナンスサポート 2 フェーズ
メンテナンスサポート 2 フェーズでは、Red Hat は以下を提供します。
- 評価済みの影響度が重大のセキュリティー修正
この修正はサブマイナーリリースの形で提供されます。
Automation Hub のリリースは、メンテナンスサポート 1 フェーズの終了から 6 カ月間、メンテナンスサポート 2 フェーズでサポートされます。すべての更新は、Red Hat の判断で提供されます。