4.3. 接続 URI

接続ファクトリーは、次の形式の接続 URI を使用して設定されます。

接続 URI 形式

amqp[s]://<host>:<port>[?<option>=<value>[&<option>=<value>...]]

たとえば、以下はポート 5672 でホスト example.net に接続する接続 URI で、クライアント ID を backend に設定します。

例: 接続 URI

amqp://example.net:5672?jms.clientID=backend

利用可能な接続オプションについては、この後のセクションで説明します。

フェイルオーバーが設定されると、現在のサーバーへの接続が失われた場合、クライアントは別のサーバーに自動的に再接続できます。フェイルオーバー URI には接頭辞 failover: があり、括弧内にサーバー URI のコンマ区切りリストが含まれます。追加のオプションは最後に指定されます。

フェイルオーバー URI 形式

failover:(amqp[s]://<host>:<port>[,amqp[s]://<host>:<port>...])[?<option>=<value>[&<option>=<value>...]]

接続 URI の例と同様に、クライアントはフェイルオーバー設定で URI を使用して多数の異なる設定で設定できます。これらの設定については、以下で詳しく説明します。「フェイルオーバーオプション」 セクションは特に興味深いものです。

amqps スキームを使用して SSL/TLS 接続を指定する場合、URI からのホスト名セグメントは JVM の TLS SNI (Server Name Indication) 拡張によって使用でき、TLS ハンドシェイク時に必要なサーバーのホスト名を通信できます。SNI 拡張は、完全修飾ドメイン名 (例: myhost.mydomain) が指定されている場合に自動的に含まれますが、修飾されていない名前 (myhost など) やベア IP アドレスが使用される場合は定義されません。