3.2.3. アドレス TTL 制限の例

apiVersion: enmasse.io/v1beta1
kind: Address
metadata:
    name: myspace.myqueue
spec:
    address: myqueue
    type: queue
    plan: standard-small-queue
    messageTtl: 1
        minimim: 30000
        maximum: 300000
1
(オプション) メッセージの存続可能時間 (TTL) を制限します。アドレスタイプの queuetopic にのみ適用されます。

messageTtl フィールドは、キューまたはトピックに書き込まれたメッセージの有効な absolute-expiry-time を制限するために使用されます。maximumminimum の値はミリ秒単位で定義されます。システムは、次の値に基づいて特定のアドレスへの着信メッセージの TTL 値を調整します。

  • TTL 値が maximum の値より大きいアドレスにメッセージが到着すると、システムはメッセージの TTL を最大値に変更します。
  • TTL 値が minimum の値より小さいアドレスにメッセージが到着すると、システムはメッセージの TTL を最小値に変更します。

TTL が定義されていない状態で到着したメッセージは、TTL 値が無限大であると見なされます。

期限切れのメッセージは、queuesubscription、または一時トピックサブスクリプションから定期的に自動削除されます。これらのメッセージは失われます。これは 30 秒ごとに発生します。

TTL 制限は、アドレスプランによって課される場合もあります。プランとアドレスの両方に TTL 制限が課されている場合には、アドレス TTL 制限は TTL 制限をさらに絞りこむ以外手段はありません。アドレス status セクションには、有効な TTL 値が表示されます。