2.5. クライアントがブローカーインスタンスに接続できることの確認
作成したブローカーインスタンスに既存のクライアントが接続できることを確認するには、ブローカーインスタンスを起動し、いくつかのテストメッセージを送信する必要があります。
手順
次のいずれかのコマンドを使用して、ブローカーインスタンスを開始します。
次を行う場合: このコマンド... ブローカーをフォアグラウンドで開始します。
$ sudo BROKER_INSTANCE_DIR/bin/artemis run
ブローカーをサービスとして開始します。
$ sudo BROKER_INSTANCE_DIR/bin/artemis-service start
ブローカーインスタンスが起動します。デフォルトでは、OpenWire コネクターは AMQ 6 ブローカと同じポートのブローカインスタンスで開始されます。これにより、既存のクライアントがブローカーインスタンスに接続できるようになります。
-
ブローカーインスタンスのステータスを確認する場合は、
BROKER_INSTANCE_DIR/logs/artemis.log
ファイルを開きます。 AMQ 6 ブローカーで、
producer
コマンドを使用して、いくつかのテストメッセージを AMQ 7 ブローカーインスタンスに送信します。このコマンドは、localhost でホストされ、デフォルトのアクセプターをリッスンする AMQ 7 ブローカーインスタンスに 5 つのテストメッセージを送信します。
JBossA-MQ:karaf@root> producer --brokerUrl tcp://0.0.0.0:61616 --message "Test message" --messageCount 5
(
--port-offset
を使用して) ブローカーインスタンスを作成したときにポート番号をオフセットした場合は、ブローカー URL に正しいポート番号を使用していることを確認してください。たとえば、ポートオフセットを 100 に設定した場合、--brokerUrl
をtcp://0.0.0.0:61716
に設定する必要があります。AMQ 6 ブローカーで、
consumer
コマンドを使用して、AMQ 7 ブローカーインスタンスに送信したテストメッセージを消費できることを確認します。このコマンドは、AMQ 7 ブローカーインスタンスに送信された 5 つのテストメッセージを受け取ります。
JBossA-MQ:karaf@root> consumer --brokerUrl tcp://0.0.0.0:61616
また、AMQ 6 ブローカーの
INSTALL_DIR/data/log/amq.log
ファイルをチェックして、メッセージが送受信されたことを確認することもできます。ブローカーインスタンスを実行します。
$ BROKER_INSTANCE_DIR/bin/artemis stop