5.2. アドレスの設定方法

BROKER_INSTANCE_DIR/etc/broker.xml 設定ファイルを使用して、ブローカーインスタンスのアドレスとキューを設定します。

broker.xml 設定ファイルの <addresses> セクションには、次のデフォルトのアドレス指定設定が含まれています。Dead Letter Queue (DLQ) と Expiry Queue (ExpiryQueue) のデフォルトエントリーがあります。

<addresses>
   <address name="DLQ">
      <anycast>
         <queue name="DLQ" />
      </anycast>
   </address>
      <address name="ExpiryQueue">
         <anycast>
            <queue name="ExpiryQueue" />
         </anycast>
   </address>
</addresses>

次のいずれかの方法を使用して、ブローカーインスタンスのアドレス指定を設定できます。

メソッド説明

アドレスを手動で設定する

アドレスでメッセージを受信するときにブローカーが使用するルーティングタイプとキューを定義します。次の方法でアドレスを設定できます。

アドレスを自動的に作成するようにブローカーを設定する

自動的に作成するアドレスの接頭辞とルーティングタイプを指定します。ブローカーが接頭辞に一致するアドレスでメッセージを受信すると、アドレスとルーティングタイプが自動的に作成されます。すべてのキューが削除されたときにアドレスが自動的に削除されるように指定したり、コンシューマーやメッセージがなくなったときにそのキューが自動的に削除されるように指定したりすることもできます。

詳細については、AMQ Broker の設定キューとアドレスの自動作成と削除 を参照してください。