3.6.3.3. Sigfox 接続情報の準備

Sigfox バックエンド手順での新しいコールバックの作成 で使用される次の接続情報を準備します。

IoT テナント名
IoT テナントの名前は、OpenShift namespace と IoT プロジェクトリソースの名前 (例: namespace.iotproject) で設定されます。
HTTP 認証ヘッダー

Sigfox バックエンドの認証には、ゲートウェイデバイスのユーザー名とパスワードの組み合わせを HTTP の基本認証ヘッダーに変換する必要があります。authentication id @ IoT tenant name という構文を使用して、完全なユーザー名を指定してください。

例: sigfox-user@namespace.iotproject

基本認証ヘッダー値は、次のコマンドを使用してコマンドラインで生成できます。

echo "Basic $(echo -n "sigfox-user@namespace.iotproject:password" | base64)"
URL パターン

URL パターンは、Sigfox プロトコルアダプターへの URL と Sigfox 固有のクエリーパラメーターで設定されます。

https://<ADAPTER URL>/data/telemetry/<TENANT>?device={device}&data={data}

次のコマンドを実行して、プロトコルアダプターの URL を取得します。

echo "https://$(oc -n amq-online-infra get routes iot-sigfox-adapter --template='{{ .spec.host }}')"

パスセグメント /data/telemetry は、メッセージを telemetry データとして処理することをプロトコルアダプターに示します。代わりに /data/event を使用して、メッセージを イベント として処理できます。

注記

{device}{data} はリテラル値ですので、置き換えないようにしてください。