3.2.7.2. アプリケーション固有のログレベルの設定

グローバルな既定値をオーバーライドするために、IoT サービス専用のログを設定できます。

手順

  1. default という名前の IoTConfig インスタンスを編集します。

    oc edit iotconfig default
  2. ロギングオプションを設定し、保存してエディターを終了します。

    apiVersion: iot.enmasse.io/v1alpha1
    kind: IoTConfig
    metadata:
      namespace: enmasse-infra
      name: default
    spec:
      adapters:
        mqtt:
          containers:
            adapter:
              logback:
                level: info 1
                loggers: 2
                  io.enmasse: debug 3
                  io.netty: error 4
    1
    アプリケーションのグローバルログレベル。省略した場合には、デフォルトのグローバルレベルが使用されます。
    2
    ログチャネル固有のエントリーのセクション。省略され、アプリケーションのグローバルログレベルも省略された場合には、インフラストラクチャーの既定のログチャネル設定が使用されます。アプリケーショングローバルログレベルが設定されている場合には、それは空のセットと見なされ、ログチャネル固有の設定は適用されません。
    3
    チャネル io.enmasse 内のメッセージのフィルタリングを debug レベルに下げます。
    4
    チャネル io.netty 内のメッセージのフィルタリングを error レベルに上げます。
  3. Operator はロギング設定を適用し、必要なすべてのコンポーネントを再デプロイします。