6.3.2. 機密の認証情報について
AMQ Broker アプリケーションテンプレートでは、以下の環境変数の値はシークレットに保存されます。
- AMQ_USER
- AMQ_PASSWORD
- AMQ_CLUSTER_USER (クラスター化されたブローカーデプロイメント)
- AMQ_CLUSTER_PASSWORD (クラスター化されたブローカーデプロイメント)
- AMQ_TRUSTSTORE_PASSWORD (SSL 対応ブローカーデプロイメント)
- AMQ_KEYSTORE_PASSWORD (SSL 対応のブローカーデプロイメント)
これらの環境変数の値を取得して使用するには、AMQ Broker アプリケーションテンプレートは、AMQ_CREDENTIAL_SECRET 環境変数に指定されたシークレットにアクセスします。デフォルトでは、この環境変数で指定されるシークレット名は amq-credential-secret
です。テンプレートのデプロイ時にこれらの変数のいずれかにカスタム値を指定した場合でも、OpenShift Container Platform は現時点で名前付きシークレットに保存されている値を使用します。さらに、アプリケーションテンプレートは、値を変更して値を変更しない限り、amq-credential-secret
に保存されているデフォルト値を使用するか、新しい値で新しいシークレットを作成および指定します。以下の例のように、OpenShift コマンドラインインターフェイスを使用してシークレットを編集できます。
$ oc edit secrets amq-credential-secret
amq-credential-secret
の値は base64 エンコーディングを使用します。シークレットの値をデコードするには、以下のようなコマンドを使用します。
$ echo 'dXNlcl9uYW1l' | base64 --decode user_name