第6章 例

本章では、サンプルプログラムで AMQ JMS を使用する方法について説明します。

詳細は、「AMQ JMS のサンプルスイート」および「Qpid JMS の例」を参照してください。

6.1. JNDI コンテキストの設定

通常、JMS を使用するアプリケーションは JNDI を使用してアプリケーションが使用する ConnectionFactory および Destination オブジェクトを取得します。これにより、設定がプログラムから分離され、特定のクライアント実装から分離されます。

これらの例を使用する場合は、以前に詳細に説明したように JNDI コンテキストを設定するために、jndi.properties という名前のファイルをクラスパスに配置する必要があります。

jndi.properties ファイルの内容は、以下に示す内容と一致している必要があります。これにより、クライアントの InitialContextFactory 実装を使用し、ローカルサーバーに接続するための ConnectionFactory を設定し、queue という名前の宛先キューを定義します。

# Configure the InitialContextFactory class to use
java.naming.factory.initial = org.apache.qpid.jms.jndi.JmsInitialContextFactory

# Configure the ConnectionFactory
connectionfactory.myFactoryLookup = amqp://localhost:5672

# Configure the destination
queue.myDestinationLookup = queue