8.9. クラスターリバランスの停止

クラスターリバランス操作を開始すると、完了まで時間がかかることがあり、Kafka クラスターの全体的なパフォーマンスに影響します。

実行中のクラスターリバランス操作を停止するには、stop アノテーションを KafkaRebalance カスタムリソースに適用します。これにより、現在のパーティション再割り当てのバッチ処理を完了し、リバランスを停止するよう Cruise Control が指示されます。リバランスの停止時、完了したパーティションの再割り当てはすで適用されています。そのため、Kafka クラスターの状態は、リバランス操作の開始前とは異なります。さらなるリバランスが必要な場合は、新しい最適化プロポーザルを生成してください。

注記

中間 (停止) 状態の Kafka クラスターのパフォーマンスは、初期状態の場合よりも悪くなる可能性があります。

前提条件

  • KafkaRebalance カスタムリソースに approve アノテーションを付けて 最適化プロポーザルが承認済みである必要があります。
  • KafkaRebalance カスタムリソースの状態が Rebalancing である必要があります。

手順

  1. OpenShift の KafkaRebalance リソースにアノテーションを付けます。

    oc annotate kafkarebalance rebalance-cr-name strimzi.io/rebalance=stop
  2. KafkaRebalance リソースの状態をチェックします。

    oc describe kafkarebalance rebalance-cr-name
  3. 状態が Stopped に変わるまで待ちます。