7.2. リソース制限およびポリシー設定プロパティー

AMQ 6 と同様に、AMQ Broker 7 では、リソース制限およびポリシーを追加して、メッセージの配信方法およびタイミング、配信試行の数、およびメッセージが期限切れになるタイミングなど、ブローカーが特定の側面を処理する方法を制御できます。ただし、これらのリソース制限およびポリシーを定義するために使用する設定プロパティーは、AMQ Broker 7 では異なります。

このセクションでは、AMQ 6 の <policyEntry> 設定プロパティーを AMQ Broker 7 の同等の <address-setting> プロパティーと比較します。AMQ Broker 7 の各設定プロパティーの詳細は、『Configuring AMQ Broker』「Address Setting Configuration Elements」を参照してください。

7.2.1. キュー管理設定プロパティー

以下の表は、AMQ 6 のキュー管理設定プロパティーを AMQ Broker 7 の同等のプロパティーと比較します。

設定の対象AMQ 6 の場合AMQ Broker 7 の場合

メモリー制限

memoryLimit

宛先 のメモリー制限を設定します。デフォルトは none です。

<max-size-bytes>

アドレス のメモリー制限を設定します。デフォルトは -1 (無制限) です。

キュー内の優先度によるメッセージの順序

prioritizedMessages

これはデフォルトではオフになっています。つまり、メッセージは (ブローカーではなく) コンシューマーで優先順位が付けられるため、コンシューマー上でのメッセージの優先度に基づいて順序付けられます。

メッセージはキュー内の優先度順に自動的に順序付けられます。

ブローカーが期限切れのメッセージをスキャンする頻度

expiredMessagesPeriod

<message-expiry-scan-period>

デフォルトは 30000 ミリ秒です。

ブローカーが一定期間非アクティブな宛先を削除するかどうか

gcInactiveDestinations

デフォルトは false です。

同等のものはありません。ただし、自動作成されるキューの場合、最後のコンシューマーが切り離された時点で自動的にキューが削除されるように設定できます。詳細は、『Configuring AMQ Broker』「Configuring automatic creation and deletion of addresses and queues」を参照してください。

非アクティブによるタイムアウト

inactiveTimeoutBeforeGC

デフォルトは 60 秒です。

同等のものはありません。ただし、自動作成されるキューの場合、最後のコンシューマーが切り離された時点で自動的にキューが削除されるように設定できます。詳細は、『Configuring AMQ Broker』「Creating and Deleting Queues and Addresses Automatically」を参照してください。

キューからディスパッチする際に、ブローカーが別のスレッドを使用するかどうか

optimizedDispatch

デフォルトは false です。

アドレスまたはキューには設定できません。ただし、メッセージが到達する受信接続から制御することができます。アクセプターまたはコネクターで directDeliver プロパティーを使用して、到達した同じスレッドにメッセージを配信するかどうかを制御します。詳細は、『Configuring AMQ Broker』「Acceptor and Connector Configuration Parameters」を参照してください。