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2.8. ブローカーインスタンスの 7.8.0 から 7.9.0 へのアップグレード

以下のサブセクションでは、異なるオペレーティングシステムの 7.8.0 ブローカーインスタンスを 7.9.0 にアップグレードする方法を説明します。

重要

AMQ Broker 7.1.0 以降では、デフォルトでローカルホストからのみ AMQ 管理コンソールにアクセスできます。コンソールにリモートアクセスを設定する方法は、「 Configuring local and remote access to AMQ Management Console 」を参照してください。

注記

ブローカーによって使用されるジャーナルの形式は、バージョン 7.9.0 で変更されました。そのため、ブローカーをバージョン 7.9.0 にアップグレードした後に、以前のバージョンにダウングレードすることはできません。

2.8.1. Linux での 7.8.0 から 7.9.0 へのアップグレード

注記

ダウンロードするアーカイブの名前は、以下の例で使用されているものとは異なる場合があります。

手順

  1. Red Hat カスタマーポータルから必要なアーカイブをダウンロードします。AMQ Broker アーカイブのダウンロード に記載されている手順に従います。
  2. アーカイブの所有者を、AMQ Broker インストールが含まれるのと同じユーザーに変更します。以下の例では、amq-broker というユーザーを設定しています。

    sudo chown amq-broker:amq-broker amq-broker-7.9.3.redhat-1.zip
  3. AMQ Broker の元のインストール時に作成されたディレクトリーにアーカイブを移動します。以下の例では、/opt/redhat を使用しています。

    sudo mv amq-broker-7.9.3.redhat-1.zip /opt/redhat
  4. ディレクトリーの所有者は、圧縮アーカイブのコンテンツを展開します。以下の例では、ユーザー amq-brokerunzip コマンドを使用してアーカイブを展開します。

    su - amq-broker
    cd /opt/redhat
    unzip amq-broker-7.9.3.redhat-1.zip
  5. ブローカーが実行されている場合は停止します。

    <broker_instance_dir>/bin/artemis stop
  6. 現行ユーザーのホームディレクトリーにコピーして、ブローカーのインスタンスディレクトリーをバックアップします。

    cp -r <broker_instance_dir> ~/
  7. (オプション)ブローカーの現行バージョンをメモします。ブローカーが停止すると、<broker_instance_dir>/log/artemis.logファイルの最後に以下のような行が表示されます。

    INFO  [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.13.0.redhat-00003 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]
  8. <broker_instance_dir>/etc/artemis.profile 設定ファイルを編集してください。

    1. アーカイブの抽出時に作成された新しいディレクトリーに ARTEMIS_HOME プロパティーを設定します。以下は例になります。

      ARTEMIS_HOME='/opt/redhat/amq-broker-7.9.3-redhat-1'
    2. JAVA_ARGSプロパティを探します。以下に示すように、ブートストラップクラスパスの引数が、ログマネージャーの依存するファイルに必要なバージョンを参照することを確認します。

      -Xbootclasspath/a:$ARTEMIS_HOME/lib/wildfly-common-1.5.2.Final-redhat-00002.jar
  9. <broker_instance_dir>/etc/bootstrap.xml 設定ファイルを編集します。web 要素で、7.9 の AMQ 管理コンソールに必要な .war ファイルの名前を更新します。

    <web bind="http://localhost:8161" path="web">
        ...
        <app url="console" war="hawtio.war"/>
        ...
    </web>
  10. アップグレードされたブローカーを起動します。

    <broker_instance_dir>/bin/artemis run
  11. (オプション)ブローカーが実行され、バージョンが変更されたことを確認します。ブローカーを起動したら、<broker_instance_dir>/log/artemis.log ファイルを開きます。以下のような 2 つの行を見つけます。ブローカーがライブの場合にログに表示される新しいバージョン番号に注意してください。

    INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Mes
    INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221007: Server is now live
    ...
    sage Broker version 2.18.0.redhat-00010 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]

関連情報

  • ブローカーのインスタンス作成に関する詳細は、「ブローカーインスタンスの作成」を 参照してください。
  • ブローカーインスタンスの設定ファイルおよびデータをカスタムディレクトリーに格納できます。これには、ブローカーインスタンスのディレクトリー外にある場所が含まれます。<broker_instance_dir>/etc/artemis.profile ファイルで、ブローカーインスタンスの作成後のカスタムディレクトリーの場所を指定し、ARTEMIS_INSTANCE_ETC_URI プロパティーを更新します。以前のバージョンでは、これらの設定ファイルとデータは、ブローカーインスタンスのディレクトリー内の etc/ ディレクトリーおよび data/ ディレクトリーにのみ保存できました。