7.6.2. Kafka Bridge Grafana ダッシュボードの有効化

Kafka Bridge を Kafka クラスターでデプロイした場合、Grafana により公開されるメトリクスデータを表示するように Grafana を有効化できます。

Kafka Bridge ダッシュボードは、JSON ファイルとして提供され、examples/metrics ディレクトリーに含まれています。

  • strimzi-kafka-bridge.json

メトリクスデータが収集されると、Kafka Bridge のチャートにデータが反映されます。

Kafka Bridge

以下のメトリクスを表示します。

  • Kafka Bridge への HTTP 接続の数
  • 処理中の HTTP リクエストの数
  • HTTP メソッドごとに 1 秒あたり処理されるリクエスト
  • レスポンスコード (2XX、4XX、5XX) ごとの要求レートの合計
  • 1 秒あたりの受信および送信バイト数
  • Kafka Bridge エンドポイントごとのリクエスト
  • Kafka Bridge 自体によって使用される Kafka コンシューマー、プロデューサー、および関連するオープン接続の数
  • Kafka プロデューサー:

    • 1 秒あたり送信される平均のレコード数 (トピックごとにグループ化)
    • 1 秒あたりすべてのブローカーに送信される発信バイト数 (トピックごとにグループ化)
    • エラーとなったレコードの 1 秒あたりの平均数 (トピックごとにグループ化)
  • Kafka コンシューマー:

    • 1 秒あたり消費される平均のレコード数 (clientId-topic ごとにグループ化)
    • 1 秒あたり消費される平均のバイト数 (clientId-topic ごとにグループ化)
    • 割り当てられるパーティション (clientId ごとにグループ化)
  • 使用されている JVM メモリー
  • JVM ガベージコレクションの時間
  • JVM ガベージコレクションの数