7.7.2. Cruise Control Grafana ダッシュボードの有効化
メトリクスを有効にして Cruise Control を Kafka クラスターでデプロイした場合、Grafana により公開されるメトリクスデータを表示するように Grafana を有効化できます。
Cruise Control ダッシュボードは、JSON ファイルとして提供され、examples/metrics ディレクトリーに含まれています。
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strimzi-cruise-control.json
メトリクスデータが収集されると、Cruise Control のチャートにデータが反映されます。
- Cruise Control
以下のメトリクスを表示します。
- Cruise Control によって監視されるスナップショットウィンドウの数
- 最適化プロポーザルを計算するのに十分なサンプルが含まれるため、有効とみなされる時間枠の数
- プロポーザルまたはリバランスのために実施中の実行の数
- Cruise Control の異常検出コンポーネントによって計算された (デフォルトでは 5 分ごと) Kafka クラスターの現在のバランス状態スコア
- 監視されるパーティションの割合
- 異常検出によって報告された (デフォルトでは 5 分ごと) ゴール逸脱の数
- ブローカーでディスクの読み取り障害が発生する頻度
- メトリクスサンプルの取得に失敗する割合
- 最適化プロポーザルの計算に必要な時間
- クラスターモデルの作成に必要な時間
- Cruise Control の REST API 経由でプロポーザルリクエストまたは実際のリバランスリクエストが実行される頻度
- Cruise Control の REST API 経由でクラスター全体の状態およびユーザータスクの状態が要求される頻度
- 使用されている JVM メモリー
- JVM ガベージコレクションの時間
- JVM ガベージコレクションの数