7.2.4. 実行中のブローカー Pod の Prometheus メトリクスへのアクセス
以下の手順では、実行中のブローカー Pod の Prometheus メトリクスにアクセスする方法を説明します。
前提条件
- ブローカー Pod の Prometheus プラグインを有効にしておく必要があります。「環境変数を使用した実行中のブローカーデプロイメントに対する Prometheus プラグインの有効化」 を参照してください。
手順
メトリクスのアクセス先のブローカー Pod では、以前に Pod への接続用に作成したルートを特定して、AMQ Broker 管理コンソールに接続する必要があります。メトリクスへのアクセスに必要な URL の一部に、ルート名が含まれます。
- Networking → Routes をクリックします。
選択したブローカー Pod で、AMQ Broker 管理コンソールへのPod の接続用に作成されたルートを特定します。ホスト名に表示される完全な URL をメモします。以下に例を示します。
http://rte-console-access-pod1.openshiftdomain
Prometheus メトリクスにアクセスするには、Web ブラウザーで、先程メモをしたルート名に
/ metrics
が付けて入力します。以下に例を示します。http://rte-console-access-pod1.openshiftdomain/metrics
注記
コンソール設定で SSL を使用しない場合は、URL にhttp
を指定してください。この場合、ホスト名の DNS が解決されて、トラフィックは OpenShift ルーターのポート 80 に転送されます。コンソール設定で SSL を使用する場合は、URL にhttps
を指定します。この場合、ブラウザーはデフォルトで OpenShift ルーターのポート 443 になります。この設定により、OpenShift ルーターが SSL トラフィックにポート 443 も使用する場合には、コンソールに正常に接続できます (これは、ルーターのデフォルト設定)。