4.2. Operator ベースのブローカーデプロイメントのアドレスおよびキューの設定
Operator ベースのブローカーのデプロイメントの場合、2 つの異なるカスタムリソース (CR) インスタンスを使用してアドレスおよびキューと関連する設定を行います。
ブローカーでアドレスおよびキューを作成するには、アドレスカスタムリソース定義 (CRD) に基づいて CR インスタンスをデプロイします。
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OpenShift コマンドラインインターフェース (CLI) を使用して Operator をインストールした場合、アドレス CRD は、ダウンロードした Operator インストールアーカイブの
deploy/crds
に含まれているbroker_activemqartemisaddress_crd.yaml
ファイルです。 -
OperatorHub を使用して Operator をインストールした場合、アドレス CRD は OpenShift Container Platform Web コンソールのAdministration → Custom Resource Definitions に一覧表示されている
ActiveMQAretmisAddress
CRD になります。
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OpenShift コマンドラインインターフェース (CLI) を使用して Operator をインストールした場合、アドレス CRD は、ダウンロードした Operator インストールアーカイブの
特定のアドレスに一致するアドレスおよびキュー設定を設定するには、ブローカーデプロイメントの作成に使用されるメインのカスタムリソース (CR) インスタンスに設定を含めます。
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OpenShift CLI を使用して Operator をインストールした場合、メインのブローカー CRD は、ダウンロードした Operator インストールアーカイブの
deploy/crds
に含まれるbroker_activemqartemis_crd.yaml
ファイルです。 -
OperatorHub を使用して Operator をインストールした場合、メインブローカー CRD は OpenShift Container Platform Web コンソールのAdministration → Custom Resource Definitions に一覧表示されている
ActiveMQAretmis
CRD になります。
通常、OpenShift Container Platform でのブローカーデプロイメントに設定できるアドレスおよびキュー設定は、Linux または Windows のスタンドアロンブローカーデプロイメントのいずれでも完全に同等です。ただし、これらの設定についての違いに注意してください。これらの違いは、以下のサブセクションで説明します。
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OpenShift CLI を使用して Operator をインストールした場合、メインのブローカー CRD は、ダウンロードした Operator インストールアーカイブの
4.2.1. OpenShift とスタンドアロンブローカーデプロイメント間のアドレスおよびキュー設定の相違点
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OpenShift Container Platform のブローカーデプロイメントのアドレスおよびキュー設定を設定するには、ブローカーデプロイメントのメインカスタムリソース (CR) インスタンスの
addressSettings
セクションに設定を追加します。これは、Linux または Windows のスタンドアロンデプロイメントとは対照的で、broker.xml
設定ファイルのaddress-settings
要素に設定を追加します。 設定項目の名前に使用される形式は、OpenShift Container Platform とスタンドアロンブローカーデプロイメントとは異なります。OpenShift Container Platform デプロイメントでは、設定アイテム名は camel ケースに置かれます (例:
defaultQueueRoutingType
)。一方、スタンドアロンデプロイメントの設定項目名は小文字にあり、dash (-
) セパレーターを使用します (例:default-queue-routing-type
)。以下の表は、この命名に関する他の例を紹介します。
スタンドアロンブローカーデプロイメントの設定アイテム OpenShift ブローカーデプロイメントの設定アイテム address-full-policy
addressFullPolicy
auto-create-queues
autoCreateQueues
default-queue-routing-type
defaultQueueRoutingType
last-value-queue
lastValueQueue
関連情報
OpenShift Container Platform ブローカーデプロイメントのアドレスおよびキューの作成と一致する設定の例については、以下を参照してください。
- OpenShift Container Platform ブローカーデプロイメントのアドレス、キュー、およびアドレス設定のすべての設定オプションについては、「カスタムリソース設定リファレンス」 を参照してください。
- スタンドアロンブローカーデプロイメントのアドレス、キュー、および関連アドレス設定に関する包括的な情報は、『AMQ Broker の設定』の「アドレス、キュー、およびトピック」を参照してください。この情報を使用して、OpenShift Container Platform のブローカーデプロイメントの同等の設定を作成できます。