18.5.4. 新しいメッセージ形式バージョンを使用するように Kafka ブローカーのアップグレード

クライアントアプリケーションがアップグレードされると、新しいメッセージ形式バージョンを使用するように Kafka ブローカーを更新できます。

AMQ Streams 1.7 に必要な Kafka バージョンを使用するようにクライアントアプリケーションをアップグレードするときにトピック設定を変更し ない と、Kafka ブローカーはメッセージを以前のメッセージ形式バージョンに変換できるようになりました。これにより、パフォーマンスが低下する可能性があります。そのため、すべての Kafka ブローカーを更新して、できるだけ早く新しいメッセージ形式のバージョンを使用するようにすることが重要です。

注記

Kafka ブローカーを 1 つずつ更新および再起動します。変更したブローカーを再起動する前に、以前に設定および再起動したブローカーを停止します。

手順

AMQ Streams クラスターの各 Kafka ブローカーと 1 つずつ、以下の 1 つに対して以下を行います。

  1. テキストエディターで、更新する Kafka ブローカーのブローカープロパティーファイルを開きます。ブローカーのプロパティーファイルは通常 /opt/kafka/config/ ディレクトリーに保存されます。
  2. log.message.format.version2.7 に設定します。

    log.message.format.version=2.7
  3. コマンドラインで、この手順の一部として、最近変更した Kafka ブローカーを停止します。この手順の最初の Kafka ブローカーを変更する場合には、ステップ 4 に移動します。

    /opt/kafka/bin/kafka-server-stop.sh
    jcmd | grep kafka
  4. 設定の手順 2 で変更した Kafka ブローカーを再起動します。

    /opt/kafka/bin/kafka-server-start.sh -daemon /opt/kafka/config/server.properties
  5. 再起動した Kafka ブローカーが、以下になっているパーティションレプリカでキャッチされたことを確認します。kafka-topics.sh ツールを使用して、ブローカーに含まれるすべてのレプリカを同期していることを確認します。手順は「 トピックの一覧表示および説明 」を参照してください。