4.2. ユーザー認証の設定方法

ブローカーインスタンスの作成時に作成したデフォルトのユーザー名とパスワードを使用して、AMQ 7 ブローカーインスタンスにアクセスできます。追加のユーザーがブローカーインスタンスにアクセスできるようにするには、以下のいずれかの方法でブローカーのユーザー認証を設定できます。

認証方法説明

ゲスト認証

匿名アクセスを有効にします。この設定では、クレデンシャルがない、または誤ったクレデンシャルで接続するユーザーは、自動的に認証され、特定のユーザーとロールが割り当てられます。

詳細は、『Configuring AMQ Broker』「Configuring guest access」を参照してください。

基本的なユーザーとパスワード認証

各ユーザーに、ユーザー名とパスワードを定義してセキュリティロールを割り当てる必要があります。ユーザーはこれらのクレデンシャルを使用してしかブローカーインスタンスアクセスできません。

詳細は、『Configuring AMQ Broker』「Configuring user and password authentication based on properties files」を参照してください。

証明書ベースの認証

ユーザーは SSL 証明書を使用して認証されます。

詳細は、『Configuring AMQ Broker』「Configuring certificate-based authentication」を参照してください。

LDAP 認証

ユーザーは、中央の X.500 ディレクトリーサーバーに保存されているユーザーデータに対してクレデンシャルをチェックして認証および認可されます。

詳細は、『Configuring AMQ Broker』「Using LDAP for authentication and authorization」を参照してください。