第10章 AMQ Interconnect Web コンソールを使用したルーターネットワークの監視
AMQ Interconnect Web コンソールを使用して、ルーターネットワークのステータスとパフォーマンスを監視できます。デフォルトでは、ルーターデプロイメントを作成すると、AMQ Interconnect Operator はコンソールにアクセスするための認証情報を生成し、それらをシークレットに保存します。
手順
OpenShift で Networking → Routes に切り替えて、コンソール Route をクリックします。
Web コンソールが新規タブで開きます。
Web コンソールに接続するには、以下のフィールドを入力します。
Port
-
443
と入力します。 User name
ユーザー名を入力します。
Web コンソールにアクセスするためのユーザー名およびパスワードを見つけるには、Workloads → Secrets に移動します。Web コンソールの認証情報を含むシークレットは
<application-name>-users
(例:router-mesh-users
) と呼ばれます。ユーザー名の構文は <user>@<domain> (domain は OpenShift アプリケーションの名前で、ルーターデプロイメントを記述するカスタムリソースの名前です) です (例:
guest@router-mesh
)。Password
-
<application-name>-users
シークレットで定義したパスワードを入力します。
Connect をクリックします。
Routers
ページが表示され、ルーターネットワーク内のすべてのルーターが表示されます。Web コンソールのタブを使用してルーターのネットワークを監視します。
タブ 提供する内容 Overview
ルーター、アドレス、リンク、接続、およびログに関する情報を集約します。
Entities
ルーターネットワーク内の各ルーターの各 AMQP 管理エンティティーに関する詳細情報。属性によっては、
Charts
タブに追加できるチャートがあります。Topology
ルーター、クライアント、ブローカーなど、ルーターネットワークのグラフィカルビュー。トポロジーでは、ルーターの接続状態と、メッセージがネットワークを通過する様子を示します。
Charts
Entities
タブで選択した情報のグラフ。Message Flow
アドレス別にリアルタイムのメッセージフローを表示するコードダイアグラム。
Schema
ルーターネットワークの各ルーターを制御する管理スキーマ。