第3章 非推奨の機能

ここでは、AMQ Broker で非推奨となった機能について説明します。

Hawtio のディスパッチコンソールプラグイン
7.3 以降、AMQ Broker には Hawtio ディスパッチコンソールプラグインである dispatch-hawtio-console.war に同梱されなくなりました。以前のバージョンでは、AMQ Interconnect の管理にディスパッチコンソールを使用していました。ただし、AMQ Interconnect は独自のスタンドアロン Web コンソールを使用するようになりました。
ネットワーク pinger
7.5 以降では、ネットワークの ping は非推奨にされています。ネットワークの ping は、ネットワークの分離の問題からブローカークラスターを保護することができません。これにより、修復不能なメッセージが失われることがあります。この機能は今後のリリースで削除されます。Red Hat では、ネットワークの ping を使用する既存の AMQ Broker デプロイメントは引き続きサポートされます。ただし、Red Hat は、新しいデプロイメントでネットワーク ping を使用することは推奨しません。高可用性を確保するためにブローカークラスターを設定し、ネットワーク分離の問題を回避するには、『AMQ Broker の設定』の「高可用性の実装」を参照してください。
OpenShift Container Platform 上の AMQ Broker のアプリケーションテンプレート
7.8 より、OpenShift Container Platform に AMQ Broker をデプロイするのにアプリケーションテンプレートを使用する機能は非推奨になりました。この機能は今後のリリースで削除されます。Red Hat では、アプリケーションテンプレートに基づく既存のデプロイメントのサポートを続けています。ただし、Red Hat は、新規デプロイメントにアプリケーションテンプレートを使用することは推奨していません。新規デプロイメントについては、Red Hat は AMQ Broker Operator を使用することを推奨します。Operator のインストールおよびデプロイに関する詳細は、『Deploying AMQ Broker on OpenShift』の「AMQ Broker Operator を使用した OpenShift Container Platform での AMQ Broker のデプロイ」を参照してください。