6.4.4.2. Grafana ダッシュボードサンプルの有効化
AMQ Streams には、Grafana のダッシュボード設定ファイルのサンプル が含まれています。ダッシュボードのサンプルは、JSON ファイルとして提供され、examples/metrics ディレクトリーで提供されます。
-
strimzi-kafka.json -
strimzi-zookeeper.json -
strimzi-kafka-connect.json -
strimzi-kafka-mirror-maker-2.json -
strimzi-operators.json -
strimzi-kafka-bridge.json -
strimzi-cruise-control.json
ダッシュボードのサンプルは、主なメトリクスの監視を開始するための雛形として使用できますが、使用できるすべてのメトリックスを対象としていません。使用するインフラストラクチャーに応じて、ダッシュボードのサンプルの編集や、他のメトリクスの追加を行うことができます。
Prometheus および Grafana の設定後に、Grafana ダッシュボードで AMQ Streams データを可視化できます。
アラート通知ルールは定義されていません。
ダッシュボードにアクセスする場合、port-forward コマンドを使用して Grafana Pod からホストにトラフィックを転送できます。
Grafana Pod の名前はユーザーごとに異なります。
手順
Grafana サービスの詳細を取得します。
oc get service grafana
以下に例を示します。
NAME TYPE CLUSTER-IP PORT(S) grafana
ClusterIP
172.30.123.40
3000/TCP
ポート転送用のポート番号を書き留めておきます。
port-forwardを使用して、Grafana ユーザーインターフェースをlocalhost:3000にリダイレクトします。oc port-forward svc/grafana 3000:3000
Web ブラウザーで
http://localhost:3000を指定します。Grafana のログインページが表示されます。
ユーザー名とパスワードを入力し、続いて Log In をクリックします。
デフォルトの Grafana ユーザー名およびパスワードは、どちらも
adminです。初回ログイン後に、パスワードを変更できます。Prometheus を データソース として追加します。
- 名前を指定します。
- Prometheus をタイプとして追加します。
Prometheus サーバーの URL (http://prometheus-operated:9090) を指定します。
詳細を追加したら、保存して接続をテストします。

- Dashboards → Import から、ダッシュボードのサンプルをアップロードするか、JSON を直接貼り付けます。
上部のヘッダーでダッシュボードのドロップダウンメニューをクリックし、表示するダッシュボードを選択します。
Prometheus サーバーが AMQ Streams クラスターのメトリクスを収集すると、それがダッシュボードに反映されます。
図6.1 ダッシュボードの選択オプション

- AMQ Streams Kafka
以下のメトリクスを表示します。
- オンラインのブローカーの数
- クラスター内のアクティブなコントローラーの数
- 非同期レプリカがリーダーに選択される割合
- オンラインのレプリカ
- 複製の数が最低数未満であるパーティションの数
- 最小の In-Sync レプリカ数にあるパーティション
- 最小の In-Sync レプリカ数未満のパーティション
- アクティブなリーダーを持たないため、書き込みや読み取りができないパーティション
- Kafka ブローカー Pod のメモリー使用量
- 集約された Kafka ブローカー Pod の CPU 使用率
- Kafka ブローカー Pod のディスク使用量
- 使用されている JVM メモリー
- JVM ガベージコレクションの時間
- JVM ガベージコレクションの数
- 受信バイトレートの合計
- 送信バイトレートの合計
- 受信メッセージレート
- 生成要求レートの合計
- バイトレート
- 生成要求レート
- 取得要求レート
- ネットワークプロセッサーの平均時間アイドル率
- リクエストハンドラーの平均時間アイドル率
ログサイズ
図6.2 AMQ Streams Kafka ダッシュボード

- AMQ Streams ZooKeeper
以下のメトリクスを表示します。
- ZooKeeper アンサンブルのクォーラムサイズ
- アクティブな 接続の数
- サーバーのキューに置かれたリクエストの数
- ウォッチャーの数
- ZooKeeper Pod のメモリー使用量
- 集約された ZooKeeper Pod の CPU 使用率
- ZooKeeper Pod のディスク使用量
- 使用されている JVM メモリー
- JVM ガベージコレクションの時間
- JVM ガベージコレクションの数
- サーバーがクライアントリクエストに応答するまでの時間 (最大、最小、および平均)
- AMQ Streams Kafka Connect
以下のメトリクスを表示します。
- 受信バイトレートの合計
- 送信バイトレートの合計
- ディスク使用量
- 使用されている JVM メモリー
- JVM ガベージコレクションの時間
- AMQ Streams Kafka MirrorMaker 2
以下のメトリクスを表示します。
- コネクターの数
- タスクの数
- 受信バイトレートの合計
- 送信バイトレートの合計
- ディスク使用量
- 使用されている JVM メモリー
- JVM ガベージコレクションの時間
- AMQ Streams の Operator
以下のメトリクスを表示します。
- カスタムリソース
- 1 時間あたりの成功したカスタムリソース調整の数
- 1 時間あたりの失敗したカスタムリソース調整の数
- 1 時間あたりのロックなしの調整の数
- 1 時間あたりの開始された調整の数
- 1 時間あたりの定期的な調整の数
- 最大の調整時間
- 平均の調整時間
- 使用されている JVM メモリー
- JVM ガベージコレクションの時間
- JVM ガベージコレクションの数