17.8. データセンターの停止時のメッセージングの持続性の維持

以下の手順は、データセンターの停止時にブローカーおよび関連するメッセージングデータをクライアントが利用できる状態にする方法を説明します。特に、データセンターに障害が発生した場合に、以下を行う必要があります。

  • 失敗したデータセンターのブローカーを引き継ぐために作成したアイドルバックアップブローカーを手動で開始します。
  • 内部クライアントまたは外部クライアントを新しいアクティブなブローカーに接続します。

前提条件

手順

  1. 失敗したデータセンターの各 master-slave ブローカーペアに対して、追加したアイドルバックアップブローカーを手動で起動します。

    ブローカー障害復旧 7
  2. クライアント接続を再確立します。

    1. 障害の発生したデータセンターで内部クライアントを使用している場合は、作成したバックアップクライアントを手動で起動します。Configuring clients in a multi-site, fault-tolerant messaging system で説明されているように、手動で開始したバックアップブローカーに接続するようにクライアントを設定する必要があります。

      以下の図は、新しいトポロジーを示しています。

      broker disaster recovery 8
    2. 外部クライアントがある場合、外部クライアントを手動で新しいアクティブなブローカーに接続するか、設定に基づいて、クライアントが新しいアクティブなブローカーに自動的にフェイルオーバーすることを確認します。詳細は、Configuring external clients を参照してください。

      以下の図は、新しいトポロジーを示しています。

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