2.6. 仮想マシン内の接続設定
たとえば、高可用性ソリューションの一部として、複数のブローカーが同じ仮想マシンに共存する場合に、In-VM 接続を使用できます。仮想マシン内のマシン接続は、ブローカーと同じ JVM で実行されているローカルクライアントでも使用できます。in-VM 接続では、URI の認証局部分は一意のサーバー ID を定義します。実際、URI の他の部分は必要ありません。
手順
-
BROKER_INSTANCE_DIR/etc/broker.xml
設定ファイルを開きます。 -
接続を追加または変更し、
vm
をプロトコルとして使用する URI を追加します。
<acceptors> <acceptor name="in-vm-acceptor">vm://0</acceptor> ... </acceptors>
上記の acceptor
の例では、ID が 0
のサーバーからの接続を受け入れるようにブローカーに指示します。他のサーバーはブローカーと同じ仮想マシンで実行されている必要があります。
コネクターを in-vm コネクションとして設定する場合は、同じ構文に従います。
<connectors> <connector name="in-vm-connector">vm://0</connector> ... </connectors>
上記の例の connector
は、クライアントが同じ仮想マシンにある ID が 0
のサーバーへの in-VM 接続を確立する方法を定義します。クライアントはアプリケーションまたはブローカーになります。