9.4. 手動コマンドでインポート

重要: import コマンドには、インポートした各クラスターにコピーされるプルシークレット情報が含まれます。インポートしたクラスターにアクセスできるユーザーであれば誰でも、プルシークレット情報を表示することもできます。

  1. エンジンクラスターのインポートコントローラーによって生成された klusterlet-crd.yaml を取得します。以下のコマンドを実行します。

    oc get secret ${CLUSTER_NAME}-import -n ${CLUSTER_NAME} -o jsonpath={.data.crds\\.yaml} | base64 --decode > klusterlet-crd.yaml
  2. エンジンクラスターのインポートコントローラーによって生成された import.yaml を取得します。以下のコマンドを実行します。

    oc get secret ${CLUSTER_NAME}-import -n ${CLUSTER_NAME} -o jsonpath={.data.import\\.yaml} | base64 --decode > import.yaml

    インポートする別のクラスターで次の手順に進みます。

  3. インポートするクラスターにログインします。

    oc login
  4. 前の手順で生成した klusterlet-crd.yaml を適用します。以下のコマンドを実行します。

    oc apply -f klusterlet-crd.yaml
  5. 以前に生成した import.yaml ファイルを適用します。以下のコマンドを実行します。

    oc apply -f import.yaml
  6. インポートするクラスターの Pod ステータスを検証します。以下のコマンドを実行します。

    oc get pod -n open-cluster-management-agent
  7. インポートしているクラスターの JOINED および AVAILABLE のステータスを検証します。エンジンクラスターから、次のコマンドを実行します。

    oc get managedcluster ${CLUSTER_NAME}

    アドオンは、インポートするクラスターの AVAILABLE の後にインストールされます。

  8. インポートするクラスター上のアドオンの Pod ステータスを検証します。以下のコマンドを実行します。

    oc get pod -n open-cluster-management-agent-addon

これでクラスターがインポートされ、エンジンクラスターからそのクラスターを管理できます。