1.5.6. データの収集

Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes プラットフォームは、機微な個人情報を収集しません。当製品は、管理者ユーザー ID とパスワード、サービスユーザー ID とパスワード、IP アドレス、Kubernetes ノード名など、個人データとみなされる可能性のある、技術データを作成し、管理します。また、Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes プラットフォームは、プラットフォームの管理ユーザーに関する情報も扱います。このような全情報には、ロールベースのアクセス制御を使用した管理コンソールを使用するかまたは、Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes プラットフォームノードにログインしたシステム管理者のみがアクセスできます。

Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes プラットフォームで実行されるアプリケーションでは、個人データが収集される可能性があります。

コンテナー化されたアプリケーションを実行する Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes プラットフォームの使用を評価し、GDPR 要件を満たす必要がある場合には、以下のように、アプリケーションが収集する個人データの種類と、データの管理方法について考慮する必要があります。

  • アプリケーションとの間で行き来するデータはどのように保護されるのか?移動中のデータは暗号化されているか?
  • アプリケーションでデータはどのように保存されるのか?使用していないデータは暗号化されるのか?
  • アプリケーションのアクセスに使用する認証情報はどのように収集され、保存されるのか?
  • アプリケーションがデータソースへのアクセス時に使用する認証情報はどのように収集され、保存されるのか?
  • アプリケーションが収集したデータを必要に応じて削除するにはどうすればよいか?

これは、Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes プラットフォームが収集するデータタイプの完全なリストではありません。上記は検討時に使用できるように例として提供しています。データの種類についてご質問がある場合は、Red Hat にお問い合わせください。