1.2.3. 可観測性のスケーリング
可観測性サービスを有効にして使用する場合には、環境のプランニングが必要です。可観測性コンポーネントのインストール先である OpenShift Container Platform プロジェクトで、後ほど消費するリソースを確保します。使用予定の値は、可観測性コンポーネント全体での使用量合計です。
注記: データは、テスト時のラボ環境から取得した結果をもとにしています。結果は、お使いの環境、ネットワークの速度、および製品への変更により、異なる可能性があります。
1.2.3.1. 可観測性環境の例
このサンプル環境では、Amazon Web Service クラウドプラットフォームにハブクラスターとマネージドクラスターが配置されており、以下のトポロジーおよび設定が指定されています。
ノード | フレーバー | vCPU | RAM (GiB) | ディスクタイプ | ディスクサイズ (GiB) | Count | リージョン |
---|---|---|---|---|---|---|---|
マスターノード | m5.4xlarge | 16 | 64 | gp2 | 100 | 3 | sa-east-1 |
ワーカーノード | m5.4xlarge | 16 | 64 | gp2 | 100 | 3 | sa-east-1 |
高可用性環境用に、可観測性のデプロイメントを設定します。高可用性環境の場合は、Kubernetes デプロイメントごとにインスタンスが 2 つ、StatefulSet ごとにインスタンスが 3 つ含まれます。
サンプルテストでは、さまざまな数のマネージドクラスターがメトリクスのプッシュをシミュレーションし、各テストは 24 時間実行されます。以下のスループットを参照してください。